懐かしさと新しさが出会う場所。ヒラミーレモンケーキの物語。 | フルーツタルト専門店 [oHacorté](オハコルテ)

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2025.04.07

読みもの Diary

美味しい懐かしさと新しさが出会う場所。ヒラミーレモンケーキの物語。

それは、ふとした風の香りから始まる物語。

陽射しがきらきらと降り注ぐ、真夏の沖縄。

汗ばむ肌をすり抜ける、あのやわらかな潮風と、遠くで揺れるハイビスカスの赤。

そんな情景を、たったひと口で思い出させてくれるお菓子があります。
「ヒラミーレモンケーキ」

沖縄の人々にとって、レモンケーキは特別なお菓子。

お供え物としても、家族の思い出としても、日常にそっと寄り添う存在。

でも、今日ご紹介するのは「ただのレモンケーキ」ではありません。

沖縄のフルーツタルト専門店「oHacorte(オハコルテ)」が生んだ、沖縄の新しい定番土産。ヒラミーレモンケーキです。

アイシングに隠された、すっきり爽やかな甘さ

シャリッとしたひとくち。

冷んやりとしたアイシングが舌に触れた瞬間、広がるのはシークヮーサーの涼やかな酸味。

そのあとにそっと訪れるやさしい甘さは、まるで夏の夕暮れのような心地よさ。

シークヮーサーは、琉球料理に欠かせない存在。

その果汁を贅沢に使ってつくったアイシングは、甘さの奥に静かに酸味を忍ばせています。

あくまで爽やかに、そしてさりげなく。

ふんわり、しっとり。心ほどける食感

ケーキ生地には、良質な卵とバター。

そこにしっかりと果汁を練り込み、「ふわっ」とほどけるようなやわらかさに焼き上げました。

口に入れた瞬間に広がる、あのすがすがしい柑橘の香りと、ほんのり甘い記憶の味。

しっとりとしていながら、どこか軽やか。

真夏の空の下でも、すっと食べられるように仕立てられています。

畑から、あなたのテーブルへ。

このケーキの主役である“ヒラミーレモン”とは、シークヮーサーの和名です。

沖縄北部の畑で収穫された果実をまるごと、特別な製法でしぼり出し、その果汁をたっぷりと加えました。

ひとつひとつのケーキに、沖縄の風、太陽、そして人の手が込められています。

懐かしくて、新しい。沖縄のやさしい贈り物。

このヒラミーレモンケーキは、お供え物としてだけでなく、大切な人への贈り物、お中元やお歳暮、異動のご挨拶にも選ばれています。

「知ってる味だけど、なんだか新しい」
「おしゃれだけど、どこか懐かしい」

そんな“ちょうどいい”が、このお菓子には詰まっています。

お茶にも、コーヒーにも、沖縄のさんぴん茶にもよく合う。甘さが苦手な方でも、きっと笑顔になれるやさしい味わいです。

食べ方で、また違う顔を見せてくれる。

冬は電子レンジで5秒だけ。

アイシングがほんのり温まり、まるで焼きたてのような香りがふわり。夏は冷蔵庫でキュッと冷やして、シャリっとした清涼感を。

どちらも違ったおいしさで、
まるで季節に寄り添ってくれる小さな旅のようです。

それは、沖縄の空気をまとった贈りもの。

懐かしさと新しさが交差する、
甘くて、切なくて、そしてとびきりおいしい物語。

このケーキを一口食べた時、
あなたの心のどこかに、小さな沖縄の風景がふっと吹き抜けるかもしれません。

懐かしくて、新しい。沖縄のやさしい贈り物。

「知ってる味だけど、なんだか新しい」
「おしゃれだけど、どこか懐かしい」

そんな“ちょうどいい”が、このお菓子には詰まっています。

甘すぎず、爽やかで、あと味すっきり。

だからこそ、幅広い世代に喜ばれる――沖縄らしさの詰まった、心あたたまるお土産やギフトとしてもぴったりです。

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